部品の製造なら株式会社稲岡製作所 | サービス

実際に加工を請け負うだけでなく、デザイン製作にも携わっております。柔軟な発想力と最新技術を活かし、図面がなくてもお客様のイメージやアイデアから的確なデザインを起こします。3DCADを駆使したデザインワークにより、より詳細な部分までイメージがしやすくなりました。様々な形状やカラー、素材、機能など、ご要望の試作品に最適なデザインを採用し、試作へと繋げます。

実際に図面化したデザインを立体化していきます。複数のモデリングに対応し、デザインされた製品の用途や目的を理解した上で、お客様の求める機能や形状を表現します。クレイモデリングやデジタル、ポリゴンモデリングなど方法は様々です。サンプル品や試作品としてはもちろん、模型やフィギュアなどの完成品作りにも使っています。切削や板金などと併せた加工にも対応いたします。

立体化した製品に塗装および表面処理を施し、よりリアルに、より本格的に仕上げます。カラーリング塗装では、ご希望の色に合わせて細かく調合し、光沢塗装やゴム触感、パールなど特殊な塗装にも対応いたします。ほかにも、シルクスクリーン印刷やレーザーマーキング、メッキ処理など様々な方法を取り扱い、量産時と同等の状態に仕上げ、円滑なプロジェクト遂行に繋げてまいります。

ここ数年で益々の進化を遂げている3Dプリンターは、試作にとって欠かせない存在となってきました。切削加工では難易度の高い複雑な形状にも対応できる画期的なシステムです。また、プログラミングすることなく、直接3Dデータから造形できるため、大幅な時短にも繋がります。光造形法や粉末焼結法、粉末固着法の3種類を用い、お客様の用途に合った最適な方法にて製作を行います。

プラスチックや金属、樹脂など、様々な素材に対応した切削加工を承っております。これまで積み上げてきた知識と経験が存分に活かせる技術であり、高品質な製品をスピード感を持って提供できる手法です。コストを抑えながらも設計変更に柔軟に対応できるため、より精度が求められる製品作りにも最適です。5軸加工、CNC加工を駆使し、精度の高い試作品を打ち出します。

より正確な、より精密な部品を作るには板金加工は欠かせません。レーザー加工やワイヤー放電、プレス加工、曲げ、絞りといった様々な工法の中からニーズにマッチする加工技術を選択し、高精度な製品に仕上げます。小さなものから複雑な形状のものまで、様々な要望にお応えします。また、図面化から製作、検査までをワンストップで提供することで、品質の確保と納期短縮を目指します。

樹脂加工技術の一つである真空注型は、工業用の試作に多く使われています。金型を必要としないため、ローコストで製作でき、色彩や塗装のバリエーションを要する試作にも最適です。小ロットかつ低予算、短納期をご希望の方にはおすすめの製法です。金型よりも精度は劣るといわれていますが、大正時代から伝承してきた職人の技で、細部にまでこだわった仕上がりをお届けいたします。

通常の金型はスチールを用います。精巧な仕上がりで量産時には最適ですが、時間やコストがかかるため、試作段階や小ロットでの発注、スタートアップ企業などには簡易金型がおすすめです。アルミに代替することで、低価格かつ短期間での製作が叶い、開発時に必要なスピードも加速できます。これまでに培ってきた技術と多数の実績により、スチール型と同等の精度を確保します。

製品が出来上がって納品ではありません。細かな評価測定と検査を実施し、ご要望の規定サイズとの差異がないかを3Dスキャナ3次元測定器を用いて検証します。実寸と図面データをPC内で比較できる画期的なシステムで、実装できるほどのクオリティを保った製品に仕上げます。また、不具合が生じている場合にも瞬時に対応し、原因を追究、今後の更なる品質向上にも繋げてまいります。